スイングトレードとは?|FX用語解説

「スイングトレード」の意味

スイングトレードとは、1日を超えて、数日間ポジションを保有するような取引をいいます。

比較的長い期間保有することで、デイトレードよりも大きな値幅を狙うスタイルです。

スイングトレードのメリット

大きな値幅を狙える

数日間のポジションを保有するので、短期トレードに比べ、1回のトレードで大きな利益を狙うことができます。

ノイズに振り回されるリスクが少ない

大きな価格変動を狙っていくので、経済指標や突発的なニュースの結果による短期的な価格の上下動(ノイズ)に振り回されるリスクは少ないです。

じっくりと分析できる

スキャルピングやデイトレードに比べると、時間的に余裕があるので、焦ることなく、落ち着いてじっくりと分析することができ、冷静な判断を行うことができます。

スイングトレードのデメリット

1回の取引の損失は大きい

スイングトレードは数日かけて大きな値動きを狙うトレードスタイルですが、その分、損切りまでの値幅は大きくなり、負けたときの損失額も大きくなります。

このため、取引数量を減らすなど、ポジション管理をしっかりと行う必要があります。

取引機会は少ない

数日間かけた大きな値動きを狙うので、スキャルピングやデイトレに比べると、取引機会は少なくなり、資金効率という面では、短期売買に劣ります。

焦って余計な取引をせずに、じっくりと分析し、気長にチャンスを待てるように心がけたいです。