ポジション、建玉(たてぎょく)とは?|FX用語解説

「ポジション」、「建玉(たてぎょく)」の意味

FX取引でよく使われる言葉の一つに、ポジション(建玉)という言葉があります。

一般的にポジションというと、位置や地位、部署等を指しますが、FX取引の場合は、売買を開始し、まだ決済を行なっていない取引(建玉、持ち高)をポジションといいます。

FX取引は買いからでも売りからでも取引を行うことができます。

買いから取引を開始し、未決済の状態の取引を買いポジション(または、ロングポジション)と呼び、売りから取引を開始し、未決済の状態の取引を売りポジション(または、ショートポジション)と呼びます。

買いの立ち位置にいる、売りの立ち位置にいると考えると、イメージしやすいかもしれません。

この、ポジションという用語は、FX業者やFXトレーダーのウェブサイトにおける記載、またFX業者のカスタマーサポートやFXトレーダーとの会話の際は、頻出する用語なので、FX取引を始めるにあたり、早い段階で覚えておきたい用語の一つです。

「ポジション」の使用例

具体的には、ポジションという用語は、次のような使い方をします。

例① 今、買いポジションを建てた。

意味:今、新規の買いで取引を始めた。

例② 保有していた売りポジションを決済した。

意味:売りで取引をしていたが決済を行った。

さらに、SNS等では「ポジションを建てる」の省略形で「ポジる」、「ポジった」といった使われ方をすることもあります。