「窓」の意味
FX取引における「窓」とは、主にテクニカル分析で使われる用語です。
このテクニカル分析における「窓」とは、ローソク足チャートなどで分析をしているときに、前の足の終値から次の足の始値が乖離しているような状態でチャートに空間が開いてしまっているようなことをいいます。
基本的に、終値から始値の間の短時間で大きな売買が入ったことが原因で発生しますが、FXの場合は、平日はほぼ24時間取引ができるので、日中はあまり発生しません。
ただし、前週の終値から翌週の始値にかけては、FX業者の取引開始時間が基本的にNY時間の日曜日午後17時から(インターバンク市場は数時間前から取引を開始している)ということもあり、週末に発生した事象によっては、月曜日の取引開始時点から、大きな窓が発生することがあります。
このため、週をまたいでポジションを持ち越す場合は、窓を開けてスタートすることも想定してリスク管理を行う必要があります。