デイトレードとは?|FX用語解説

「デイトレード」の意味

デイトレードとは、数時間から1日以内の期間で行うトレードで翌日にポジションを持ち越さないトレードスタイルです。

同じ短期トレードであるスキャルピングに比べると、ポジションの保有時間は長く、より大きな値幅を狙うトレードです。

デイトレードのメリット

翌日にポジションを持ち越さない

デイトレードは基本的に翌日にポジションを持ち越すことがないため、夜、ポジションが気になって眠れないというような事態に陥る可能性が低いトレード手法です。

1回のトレードのリスクは限定的

スキャルピングほどではありませんが、デイトレードも短期の値動きを狙う取引なので、長期の取引に比べると、1回のトレードにおける損失は限定的といえます。

相場にずっと張り付かなくてもOK

スキャルピングに比べると、緩やかな時間軸でのトレードなので、じっくりと考えて取引することができます。

また、指値や逆指値を活用することで、ずっと相場に張り付いていなくても、トレードを行うことができます。

デイトレードのデリット

日中、相場が気になってしまう

デイトレードのデメリットとしては、日中、比較的長い時間ポジションを持ったり、チャンスが到来するのを待つことになります。

このため、日中、お仕事をされている方の場合、相場の状況が気になってしまい、お仕事に悪影響が出てしまうリスクがあります。

仕事中にポジションが気になってしまうという方は、気にならない程度のポジション料に落としたり、仕事中はポジションを持たない等のルールを決めて、メリハリのある取引をすることをお勧めします。

ノイズに振り回される可能性がある

デイトレードは比較的小さな値幅を狙うトレードであるため、経済指標や突発的なニュース等の影響で短期的に価格が上下に振れるような動きとなったときの影響を受けやすいというデメリットがあります。