逆張りとは?|FX用語解説

「逆張り」の意味

逆張りとは、価格のトレンドに逆行したポジションを持つことをいいます。

具体的には、上昇トレンド中に反転を狙い、売りポジションを持つこと、また、下降トレンド中に反発を狙い、買いポジションを持つことを逆張りといいます。

逆張りのメリット

的中すると、大きな利益も

逆張りは、的中すると、トレンドの天底から取引ができるため、大きな利益を狙うこともできます。

勝率は比較的高い

価格の上昇、下落はどこまでも続くことは少なく、短期的にでも反転することは多いといえます。

このため、買われ過ぎ、売られ過ぎの状態を狙い、逆張りを仕掛け、短期的な反発を狙ったトレードは、比較的高い勝率を期待することができます。

逆張りのデメリット

損切りが難しい

逆張りでトレードをするときは、基本的に買われ過ぎや売られ過ぎの状態を狙ってエントリーすることになりますが、初心者の方は、エントリー後に価格が不利な方向に進めば進むほど、「さすがにもう反転するだろう」という思いが強まり、損切りができなくなってしまうパターンに陥ってしまうことがあります。

メリットの部分にも挙げましたが、上昇・下落がどこまでも続く相場は少ないので、待っていたり、ナンピンを行うことで、収益がプラスの水準まで戻ってくるケースも少なくないですが、まれに一方向に大きく進むこともあります。

そのような動きとなったときに、一度のトレードで大きな損失を出してしまうといいうリスクもあるため、逆張りでエントリーの際は、必ずどの水準までいったら、損切りを行うかを明確にしておくことをお勧めします。